世界的な人気を誇るBTS(防弾少年団)ですが、ファンの方ならそこで「ペンカフェ(ファンカフェ)」という言葉を耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
韓国の大手ポータルサイトDaum(ダウム)が運営するDaum Cafeというアプリのなかの各アーティスト・グループごとに運営されているファンコミュニティのことを「ペンカフェ(ファンカフェ)といいます。
「ペン」とは「ファン(fan)」の韓国語訛りの言葉です。この記事ではBTS(防弾少年団)のペンカフェに関心がある方のために、BTSに特化したペンカフェについてお伝えします。
※Daum Cafeのファンカフェについて詳しく知りたい方は以下の記事をごらんください。
BTSペンカフェの会員数は韓国でトップ!
BTSペンカフェの会員数は2021年7月現在149万人おり、これはペンカフェのなかでも最高の人数を誇ります。韓国の10代、20代の若者たちが登録してBTSに熱狂しているのでしょう。
BTSペンカフェ、ファンクラブとの違いは?
韓国では事務所が運営する公式ファンクラブよりもDaum Cafeにて作られる私設ファンクラブが一般的で、それがあとから公式認定されるというシステムになっています。
SM、YG、JYP所属のアーティストの場合はファンカフェが運営されていませんが、BTSはBig Hitエンターテインメント所属のため、他のアーティスト同様にペンカフェ(ファンカフェ)が運営されています。
これは韓国で運営されているため、ペンカフェのコンテンツは韓国語で理解する必要があるというわけです。
ファンカフェの仕組みについて詳しく知りたい方は以下の記事を御覧ください。
またBTSには公式ファンクラブ(有料)もあり、こちらについて知りたい方はBTSのファンクラブに入会してBTSを応援するには~入り方や値段・入会方法の違いを解説!をご覧ください。
BTSペンカフェを使ってみよう!〜正会員になるには?
まずはBTSのファンカフェを利用する場合として、日本からの場合は「カカオアカウント」で登録するのが便利です。LINEのようなアプリで韓国で最も使用されているカカオトークを使用する場合のアカウントで、できればこのアカウントは入れておくことをおすすめします。
●加入時の質問事項
アプリで加入するときは画面下に表示されている”JOIN(가입하기)”から入会します。
ペンカフェに入会する際には「本当にファンなのか」を確かめるような質問の入力項目がありますが、BTSの場合は約款に同意したあとに、ニックネームを入力して入会するだけです(今後変更になる可能性もあります)。
まずは加入が承認されると準会員(준회원)となり、一部の掲示板への書き込みや入会のあいさつが可能になります。
より使いこなすにはその後に正会員になる必要があります。
●LEVEL UP・等アップ申請(등업신청)
メニューの表示のなかで、等級アップ申請(LEVEL UP ”등업신청”)を選択すると、正会員へとレベルアップするための申請ができます
등업신청_공지(等級アップ申請公示)というところにアップされている内容を読み、そこから質問に答えて正会員として認定してもらうというものです。
まずは登録公示(등록공지)を確認し、質問内容を入力して申請しますが、曜日ごとに申請できる日が決まっています。BTSの場合は第2・4週の週末頃となっています。
質問事項は毎回変わるため、韓国語がわからない場合には調べながらひとつひとつクリアしていく必要があります。
翻訳にはK-POPファンの間ではNAVERによるPapagoがよく使われているようです。こちらのアプリもダウンロードして使ってみましょう。
https://kstar.seoul25.com/fancafe-transrate/
答えをそれらを掲示板に鍵付きで入力するなどして、承認されるのを待ちます。
※等級アップ申請が停止していることもあり、その場合は新たに正会員に認めてもらえるまでに時間がかかるようです。
●正会員になるのは難しい?
正会員になるための質問事項はファンにとっては、質問に答えられれば難しいものではありません。しかし韓国語で答えなければならないことは、外国人にとっては少しハードルが高いものです。
基本的に私設ファンクラブのため、承認されるには1週間、1か月以上かかった例もあるため気長に待つ必要があります。そうしてようやく正会員になると、ペンカフェですべての機能が使えるようになります。
BTSペンカフェを使って情報を手に入れよう
BTSの情報はニュースはもちろんのこと、SNSやファンクラブを通しての情報など、様々なルートで手に入るようになりました。
しかしファンだけのコミュニティで交流をしながら情報をゲットするのも楽しい時間を送る手段でもあります。
BTSのペンカフェも数多くある情報を得る手段の一つとして加入してみてはいかがでしょうか。