韓国の大手ポータルサイト運営会社のNAVER（ネイバー）によるアプリ、VLIVE（ブイライブ）。これまで世界中から多くのファンを獲得してきましたが、2022年3月中にWeverse（ウィーバス）に統合されます。
新アプリ以後のVLIVE（ブイライブ）はどのように使うのか、Weverseとの統合について解説していきたいと思います。
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WeverseがVLIVEを買収し、実質的には共同経営に
Weverse（ウィーバス）はBTSらが所属するHYBE（ハイブ）によるアプリで、その子会社が運営を担っています。その会社がVLIVEを買収したうえで、同子会社の株をNAVERも保有することで実質的には共同経営というかたちになります。
というわけでVLIVEをよく使って慣れていた方にとっても、VLIVEのすべてが廃止されるというわけではないようなので、その点は安心できるのではないでしょうか。
統合の趣旨としてはVLIVEとWeverseの特長や機能を生かした形で新アプリがリリースされるといったものです。
VLIVEで購入した動画はどうなる？〜引き続きテレビで視聴しよう
VLIVEによる公式発表によれば「新サービスの開始後も、V LIVEサービスの運営は引き続き行い、時間をかけて段階的に終了となる予定」とされており、まだ終了の時期についても決まっていないとのこと（2022.1現在）。VLIVE発表
そして3月2日付けでVLIVEの個人情報がWeverse側に移転されていたことも発表されており、Weverse側への移行が着々と進んでいます。（2022.3.3 追記）
これまでの有料動画に関してはVLIVEのアプリ内の「VLIVE+（ブイライブプラス）」にて購入した商品を視聴する形になります。参考：VLIVE+（ブイライブプラス）
しばらくは終了にならないとのことなので、これらもテレビに接続したりすることによって引き続き視聴するとよいでしょう。VLIVEをテレビで視聴する方法としては以下のページを御覧ください。
VLIVE（ブイライブ）をテレビでゆっくりと見るには？AmazonのFire Stick TVやスマートテレビで視聴する方法も
VLIVEにて新たに動画を購入することはできないため、WeverseまたはWeverse Shopのアプリを通して購入することにしましょう。
これらが従来の方法によるVLIVE・Weverseを使った動画の視聴方法です。次に新アプリについて判明していることをお伝えします（発表され次第、追記する可能性があります）。
統合によって可能になることは？
当初のVLIVEではアーティストの日常が垣間見られることで話題を集めました。そのため飲酒して放送してしまう事件まで起きました。その後はそうしたことはなく管理が徹底されているようです。
大きな特長としてVLIVEには「スポットライブ機能」があり、アーティストが突然配信をはじめるといったことも可能でした。そのサービスは新たな統合サービスにも受け継がれる予定です。
また韓国最大手のNAVERのサービスVLIVEと統合されるため、NAVERによって研究された人工知能の技術も搭載され、さらにはフィンテックやNFT（非代替性トークン）も活用されるといい、最新のシステムを搭載したアプリになるでしょう。
統合によってUNIVERSEが第3のアプリとして登場！
VLIVE・WEVERSEといった2つのアプリが統合することによって、UNIVERSE（ユニバース）が第2のアプリに浮上することになります。
これはNCソフトによって運営されているアプリであり、映像が視聴できる一方で、アーティストたちの音声がメッセージとして聞けることはこのアプリの大きな特長です。
VLIVE・Weverseよりも普及度はまだまだといえますが、第2のアプリに浮上したことで今後どのような展開になるかまだまだ期待がかかります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
ヲタ活にも韓国発のアプリが大注目！
K-POPアーティストの人気により活気に満ちているヲタ活（ファン活）の世界。今後もさらに活発化が見込まれますが、こうしたアプリがアーティストの応援に役立つに違いありませんし、日々の生活をより豊かにしてくれることでしょう。
